Algomatic Tech Blog

Algomaticの開発チームによる Tech Blog です

12 Days of OpenAI の対抗馬となる Google からの発表まとめ

こんにちは。NEO(x) の宮脇(@catshun_)です。

先日 OpenAI から 12 Days of OpenAI がありましたが、同時に Google のリリースも注目されていたのでこちらにまとめます。

  • Gemini 2.0
    • 1. パフォーマンスの大幅な改善
    • 2. マルチモーダル I/O の対応
    • 3. ネイティブツールの呼び出し
    • 4. Gemini 2.0 Flash Thinking Exp モデルのリリース
  • Gemini 2.0 を使用するプロジェクト例
    • 1. Project Astra
    • 2. Project Mariner
    • 3. Jules
    • 4. Data Science Agent
  • Deep Research
  • Veo 2
  • Imagen 3
  • Whisk
  • NotebookLM Plus
  • Android XR
  • Google Agentspace
    • 1. 企業全体での情報発見
    • 2. ビジネス機能を自動化するエキスパートエージェント
  • おわりに
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開発速度よりも大事なものを見つけた話

こんにちは、シゴラクAIカンパニーCTOの菊池 (@_pochi) です。

この記事は、Algomatic アドベントカレンダー2024の15日目の記事です。

algomatic.jp

シゴラクAIカンパニーでは、「シゴラクAI」という法人向け生成AI活用プラットフォームの開発運用に加えて、新たな事業領域でのチャレンジを進めています。 新規事業立ち上げという、最大限に不確実性が大きい事業フェーズ において、エンジニアリングによって事業価値向上に最大限寄与するにはどうしたらいいか?を試行錯誤してきました。

本記事では、そんな試行錯誤の過程である、現在のシゴラクAIカンパニーの開発スタイルについてご紹介できればと思っております。

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Algomatic の知見交流会の一コマ

こんにちは。Algomatic NEO(x) の宮脇(@catshun_)です。
久しぶりのテックブログ更新です!

Algomaticアドカレで急遽 1 枠空いたため、簡単ではありますが弊社で実施している社内知見交流会の一コマを記事として投稿いたします! なお弊社員による投稿もどんどん埋まってきているので、よければご覧ください 🎄📅

Algomatic という会社はカンパニー制という組織形態を採用しており、現在 4 つの事業部と横断組織によって構成されています。

https://speakerdeck.com/algomatic/company_deck

当然ながら4つのカンパニーが独立していると知見が各カンパニーに閉じやすくなってしまいます。そこで今回は弊社で行なっている社内勉強会や知見交流会について紹介し、Algomatic で働く社員がどのように最新技術動向を追っているのか、弊社の取り組みとともにお伝えできれば幸いです 📚

slack の活用

Algomatic では社内コミュニケーションツールとして slack を使用しています。最新の技術動向に関心を持つメンバーも多く、slack が知識情報源の一つとなっています。

少し大げさかもしれませんが、「一を聞けば十で答える」社員が多く、また「一を聞けば十人が集まる」という雰囲気を感じます。

#random チャンネルだけでなく、各社員が自由に色々なチャンネルも利用しています。

論文チャンネルでいつも優秀な後輩が論文を紹介してくれます👏

社員が作ったデモを自慢する #すごいデモ チャンネルなどもあります

また月末には『月刊アルゴマガジン』として弊社員の PR 活動をまとめたりしていて、「今月誰がどんな活躍をしたか」振り返ることができます。

全員広報・全員PR ✨

プロダクトわいわいシェア会

また弊社では、「各カンパニーがサービス開発する中で得たLLMに関する知見を横展開して、Algomatic社内のLLM活用水準を高めること」「わいわいすること」を目的として、『プロダクトわいわいシェア会』という社内LT会を実施しています。

わいわいシェア会のプログラム

4月25日に第1回が開催され、12月20日に第6回となる「クリスマスわいわいシェア会」が開催予定です🎄

社内向けではありつつも、運営体制がイベントにも負けないほど本格的で、カメラマンの設置や配信環境も万全です!

第2回の配信の様子。最近ではあえて「簡素に」やっていますが、カメラが3台導入されたこともありました!

LT発表中は参加者が slack スレッドでわいわいしてます 🥳

npaka さんキャッチアップ会

また弊社では npaka さん(@npaka123)をアドバイザに迎え、週1回「この一週間でキャッチアップした情報共有」という壁打ち会も開催しています。週ごとに新しいネタを多く情報共有いただいており、普段から生成AIの最新動向まで追えていない場合でも、丁寧にキャッチアップできる場となっています📚

社内勉強会

不定期で開催していますが、現在はインターン生が『Vision Transformer入門の輪読会』を主導してくれています📕

第0回はAXエンジニアの伊藤さんが機械学習基礎について教えてくれました!

また過去に開催した『GPT をコードレベルで概要を理解したい』という会では Karpathy 氏のコードを Colab 上で実行しながら解説したりしました。

各セクションはこんな感じで、コードを一行ずつ解説しながらサンプルデータで GPT を学習しました。

Tokenizer
Tokenizer についての解説

Linear
Linear についての解説

おわりに

ということで今回は、Algomaticアドカレの一枠として、Algomatic における知見交流会の一コマについて紹介しました!

Algomatic では 生成AI×事業開発を行なっています。興味がある方は下記リンクからカジュアル面談の応募ができるのでぜひお話ししましょう!

p.s. 本記事は『GPT をコードレベルで概要を理解したい』という勉強会の振り返りとして書いていたのですがお蔵入りとなりました。とても勉強になった資料もまとめていたのでこの機に見てみて⁨⁩ください。

書評『LangChainとLangGraphによるRAG・AIエージェント入門』

こんにちは。NEO(x) の宮脇(@catshun_)です。

2024年もあとひと月程となりましたね。 今年は多くの企業から RAG に関するリリースが発表され、同時に AIエージェント の研究開発が盛んに行われた年だったかと思います。

現時点での AIエージェント の市場認知は未だ低いですが、OpenAI, Google, Anthropic の動向を見ると、2024年は技術者に認知され、2025年は事業開発者に認知され、2026年はマーケターに認知される という流れになるのでは、と社内でも話しています。

とはいえ、新しい技術を独学でキャッチアップするのは大変ですよね...。

ということで今回は、今後も盛り上がりが期待される RAG/AIエージェント をキャッチアップするのにちょうど良い実践本について紹介します 🦜📕

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AI同僚「Amigo」の裏側 ~勤務場所選択機能編~

こんにちは、横断CoSの大田(@OTA57)です。
先日以下のnoteを書きました。

note.com

このエントリでは、その裏側の仕組みやコードを紹介していきます。
まずは事例①の弊社の勤務場所を選択する機能です。

  • Slackの設定について①
  • 毎朝の定時実行のコード
  • Actionを受け取る側のコード
    • Slackの設定②
  • 終わりに
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LangChain Meetup Tokyo #3 イベントレポート

はじめに

こんにちは。AI transformation(AX)の荒井(@yusaku_0426)です。

2024/10/09 に行われた『LangChain Meetup Tokyo #3』にて、弊社からAIエンジニアの伊藤と山中(@gura105)の2名が登壇しましたので、本記事では簡単にイベント概要を振り返ります。

langchain.connpass.com

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