Algomatic Tech Blog

Algomaticの開発チームによる Tech Blog です

2024-01-01から1年間の記事一覧

複数の関連度から検索可能な BGE M3-Embedding の紹介

本記事では BGE M3 Embedding を用いた検索方法について論文解説するとともに、dense, sparse, multi-vec の 3 つの functionality について紹介します。

LLM評価ツールpromptfooとアサーションの解説

LLM やプロンプトの性能評価を気軽に行うことができる評価ツール promptfoo を解説します。特にアサーションタイプの種類に着目してまとめます。

Devin を含むAIソフトウェアエンジニアと周辺技術のざっくり紹介

Devinの公開から注目を浴びているAIソフトウェアエンジニアについての紹介です。Devika, Open Devin, SWE-agent, AutoDev の他、MetaGPT, ChatDev, Data Interpreter などの関連情報を紹介しています。

Object-Oriented Conference2024 のランチセッションで生成AIの話をしました

tech.algomatic.jp 2024年3月24日 (日) 開催の Object-Oriented Conference2024にて、ランチセッション登壇させていただきました。 登壇資料 登壇資料はこちらです。 speakerdeck.com

生成AIで毎日がちょっと楽しくなる?LLM STUDIOの「今日の一言のお題」自動生成の舞台裏

こんにちは、Algomaticのnaotoota(@OTA57)です。現在はChief of Staffとして横断的にさまざまなカンパニーの支援を実施しています。 LLM STUDIOにおいてはPOの役割を担っているのですが、今日はLLM STUDIOのチーム運営における生成AIを活用したちょっとし…

3月24日 (日) Object Oriented Conference 2024 ランチスポンサーのお知らせ

こんにちは、Algomatic シゴラクAIカンパニーCTOの菊池 (@_pochi)です。 Algomaticは、3月24日 (日) 開催の Object-Oriented Conference 2024 (OOC2024) にて、ランチスポンサーとして参加させていただきます! ooc.dev ランチセッションの登壇に加えまして…

LangGraph を用いた LLM エージェント、Plan-and-Execute Agents の実装解説

はじめに こんにちは。Algomatic LLM STUDIO 機械学習エンジニアの宮脇(@catshun_)です。 Wang+’23 - A Survey on Large Language Model Based Autonomous Agents ChatGPT が発表されてからおよそ 1 年が経ち、AutoGPT, BabyAGI, HuggingGPT, Generative A…

計画に基づく LLM 推論において並列実行可能な計画編成を行う LLM Compiler の解説

LLM エージェントにおける基本機能の一つである計画立案について、タスクリストを並列に実行する LLM Compiler について解説します。逐次的にタスクを処理する ReAct よりも高いトークン効率とレイテンシを実現しつつ、ReAct よりも一貫して高い正解率を達成…

計画立案による思考と行動の切り分けによってトークン効率の良い推論を実現する ReWOO の論文紹介

LLM エージェントにおける基本機能の一つである計画立案について、計画と実行の2段階による推論を行う ReWOO について解説します。ReWOO では Decomposed-first な推論を行うため ReAct よりもトークン消費の効率が良く、同程度の正解率を実現します。

Let's think step by step を超える?計画立案を伴う Plan-and-Solve Prompting の論文紹介

LLM エージェントにおける基本機能の一つである計画立案について、その先駆けとなる Plan-and-Solve Prompting について解説します。Zero-shot Prompting (step-by-step に答えて)よりも一貫して正解率の高いプロンプトを提案しています。

大規模言語モデル(LLM)における日本語評価の概観

大規模言語モデル(LLM)の日本語運用性能を評価するための内容をまとめました。評価方法を人手評価・LLM-as-a-judge・自動評価指標に分類し、JGLUEやMT-Benchなどのツールの利点や課題を解説します。